【終了】セミナー|2/16「シードル販売・提供時のコメントや表現を学ぶ」<オンライン>

2月16日(水)に、南信州シードル協議会主催のシードルセミナーをオンライン開催しました。

今回は、講師に (一社)長野県観光機構 事業統括本部 物産ブランド振興部 卸酒類販売 果実酒(ワイン・シードル)担当の花岡純也さんをお迎えしました。

テーマは、『「シードル販売・提供時のコメントや表現を学ぶ」~味覚センサーで分析したデータと官能的な評価を検証して~』です。

 

南信州シードル協議会では、味覚センサーを活用して南信州シードルの味覚分析を行い、分析結果のわかる「味わいマップ」を作成しました。花岡さんからは、この「味わいマップ」に掲載されているシードルの分析結果と官能的な評価を踏まえて、シードルを販売したり、提供したりする際の効果的な表現方法についてお話しいただきました。

シードルの生産者だけでなく、販売・提供に携わる県内外の酒販店様、飲食店様にもご参加いただき、活発な意見交換、議論ができました。

 

完成した「味わいマップ」については、南信州のシードル醸造所・農園、シードルを販売・提供されている酒販店様・飲食店様に設置し、お客様へのシードルのご提案や説明に活用してまいります。

※本事業は、「令和3年度 長野県 地域発 元気づくり支援金」を活用しています




◎味覚センサーによるシードルの味わい分析について

シードルの味わい測定を行った「味覚センサー」は、九州大学と株式会社インテリジェントセンサーテクノロジーが共同開発した、世界初の味覚を測定するセンサーです。「おいしさ」の重要な構成要素となる基本的な味覚(旨味・苦味・塩味・酸味・甘味・渋味)を数値化し、客観的に表現することができます。

分析は、(公財)南信州・飯田産業センター(エス・バード)の協力により行われ、各シードルを「先味 ‐ 酸味・苦味・渋味・まろやかさ・ボディ感」、「後味 ‐ 苦味・渋味・余韻・甘味」の9つの観点で数値化し、レーダーチャートと味わい分布に表しました。


南信州シードル協議会

南信州シードルバレーの実現へ。 南信州シードル協議会(Minamishinshu Cider Association)は、広域的なシードル(サイダー)関係者の連携を図るプラットフォームです。

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